■ 最近、カタカナの習得に苦手さを示すお子さんに多く出会います。カタカナは形が抽象的で似た文字も多く、ひらがなより認知的負荷が高い文字体系です。特にワーキングメモリが弱いお子さんは、形を保持しながら音と結びつける作業が難しく、「覚えられない」のではなく「処理が追いつかない」状態に陥りやすいことが特徴です。
■ ワーキングメモリが平均より低い場合、見た形を保持し続けることや、ひらがなとの対応を同時に処理することが難しくなります。そのためソとン、シとツなどの似た文字の区別が混乱しがちです。一度に複数文字を覚えることが負担となり、学習意欲の低下につながることも少なくありません。
■ ワーキングメモリへの負荷を抑えるため、一回の学習で扱う文字数を少量に絞り、まずは「読む」ことを優先しています。書字練習はそれからです。まずは読めることが重要です。
■ 支援では「その子にとっての最短ルート」を重視し、お子さんの認知特性に合わせて、例えば、ひらがなとの対応を無理に同時処理させず、カタカナ単独で音と形を結びつけるステップを設定します。成功体験を積み重ねることで自信が育ち、ワーキングメモリの弱さを補う学習の土台が整っていきます。
■ お子さまの「できない」には必ず理由があります。当事業所では、専門的な視点から認知特性を丁寧に見取り、一人ひとりに合った学習方法をご提案しています。カタカナ学習や読み書きに不安がある保護者の皆さま、ぜひ一度ご相談ください。見学や体験も随時受け付けております。お子さまの成長を、私たちと共に支えていきましょう。







