■ 算数の学習に困難を感じている児童を支援するには、その子どもの「認知の方法」に着目することが大切です。子どもたちが情報をどのように理解し、処理するのかを知ることで、算数への理解を深める手助けができます。脳の認知処理のスタイルは、大きく分けて「継次処理」と「同時処理」の2つがあります。
【継次処理】情報を一つずつ時間的な順序で処理する方法で、順序性や系列性を重要な手掛かりとしています。
【同時処理】複数の情報を関連付け、全体を押さえて処理する方法。
■ 算数の学習では、継次処理の方法を必要とする場面が多く見られます。しかし、子どもの個性に合わせた支援を行うためには、その子がどちらの認知処理方法を得意としているのかを把握することが重要です。また、学習単元によっては、継次処理が得意な子でも、まずは全体的に情報を提示し、複数の情報を関連付けることで理解が深まる場合があります。
■ 加えて、単に計算の手順を教えるだけではなく、数学的な考え方や概念を同時に教えることが求められます。特に、子どもが数学的な概念そのものを誤解している場合には、視覚的にイメージしやすい方法を活用することが効果的です。教科書には多くの概念が含まれており、これらを切り替えることが苦手な子どもも存在します。そのような場合には、図や具体物を使って概念をわかりやすく説明することで、理解を助けることができます。
■ 算数の学習支援は、子ども一人ひとりの学び方に合わせた方法で進めることが鍵です。一緒に最適な学習方法を考えてみませんか?







