■ 少子高齢化が進む今、子どもたちの存在はますます貴重です。教育は学校だけでなく、地域や家庭が連携して支えるもの。『皆で育てる』視点が、これからの子育てには欠かせません。
■ 放課後等デイサービスは学校の後方支援として、子どもたちの学びや生活をサポートする場所だと思います。発達障害や学習障害、日本語の壁や、家庭の経済的な事情、LGBTQ+など、子ども達が抱える背景はさまざまです。でも、どんな子にも「わかる」「できた」と感じられる環境が必要です。
■ 「特別支援教育」と聞くと、特定の子どものためのものと思われがちですが、実はすべての子どもにとっての『わかりやすさ』を追求する教育です。合理的配慮や視覚的な支援、具体物を使った学習などは、誰にとっても学びやすい工夫です。支援の現場にいると、「これはこの子だけでなくみんなにとって大事なことだ」と気づかされることが多くあります。
■ たとえば掛け算。九九を暗唱することがゴールになってしまい、「掛け算って便利だな」「これを知ってると計算が早くなるんだ」という実感がないまま、次の単元に進んでしまう子もいます。私たちは、具体物を使ったり、生活の中の場面に置き換えたりしながら、「なるほど!」と腑に落ちる瞬間を大切にしています。
■ 子どもの学び方は一人ひとり違います。診断名や成績だけでは見えない「その子らしさ」に寄り添いながら、私たちは支援を続けています。保護者の皆さんと手を取り合い「わかるってうれしい」を育てていきたいと思っています。







